離乳食にお芋は赤ちゃんにもママパパにも人気がありますよね。
美味しくて柔らかくて食べやすいので赤ちゃんは大好き、ママパパも調理しやすくよく食べてくれるので離乳食での登場回は多いと思います。
そんなお芋にはいろいろな種類がありますが長芋はいつから食べられるのでしょうか。
長芋は離乳食後期の9〜11ヶ月頃から食べる事ができます。
しかし離乳食なので注意したいポイントもあります。
そこで今回は長芋について詳しく、いつから食べられるのか注意点や加熱の便利な方法、冷凍方法やアレンジレシピをご紹介します。
離乳食に長芋を食べさせるならいつから?
離乳食初期 (5~6か月頃) |
× |
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離乳食中期 (7~8か月頃) |
× |
離乳食後期 (9~11か月頃) |
△(加熱が必要) |
離乳食完了期 (1歳~1歳6か月頃) |
△(加熱が必要) |
赤ちゃんの長芋を食べさせてあげるのは離乳食後期の
9〜11ヶ月頃からがいいです。
しかし長芋を離乳食に使う時は加熱してから食べさせてあげるようにしてください。
大人は生ですりおろして食べる事があると思いますが、赤ちゃんには同じように食べさせることはできません。
すりおろすととろみがでて離乳食にはもってこいのように感じると思いますがアレルギーの心配などがあるため加熱してから与える必要があるのです。
長芋ももちろん他の食材と同じようにアレルギー反応を引き起こす可能性があるので、初めて食べる時などは特に慎重に食べてあげてください。
もともと長芋は痒くなりやすい性質もあるため食べさせる時は少しづつの量を口周りに付かないようにママパパが気を付けて食べさせあげましょう。
すりおろさなくても、加熱すればホクホクで美味しいですよ。
長芋は鉄分や食物繊維が豊富で消化にもいいのでぜひ離乳食に取り入れてあげてください。
長芋を離乳食で使うなら加熱はレンジがおすすめ!
長芋を離乳食に使うなら加熱が必要です。
しかし鍋で加熱をするのはめんどうではありませんか。
鍋で加熱すると崩れやすくもなります。
そんな時は電子レンジを使いましょう。
長芋も電子レンジで加熱が可能です。
電子レンジを使った長芋の加熱方法をご紹介します。
長芋の下処理からレンジで加熱するまで
1.長芋に付いているおがくずを洗い流します。
流水で洗うときれいにおちますよ。
2.長芋の皮を剥きます。
長芋の皮は包丁を使うのが1番剥きやすいです。
離乳食として使う時は皮を厚めに剥いてあげましょう。
3.アク抜きをします。
アクがあると赤ちゃんが食べにくいですし、変色もしやすくなるからです。
アク抜きの方法は、1リットルの水に大さじ2杯のお酢をいれ、その中に長芋を入れます。
入れる時間は5〜10分くらいです。
4.電子レンジで加熱します。
600wで5〜6分ほど加熱してください。
加熱する時はカットしてからラップをかけておこなうとしっかり加熱できますよ。
形崩れもしにくく簡単にできるのでレンジ調理はおすすめです。
離乳食用の長芋を冷凍保存する方法!
長芋も冷凍保存ができると離乳食として使うのにとても便利ですよね。
長芋の冷凍保存の仕方をご紹介します。
①すりおろして冷凍する方法
- 長芋の皮をむいたらおろし器ですりおろします。
- お酢を1、2滴入れて混ぜ合わせます。
- 冷凍用の保存袋に1食分づつ入れて冷凍します。
- 2〜3時間冷蔵庫で解凍するか、急いでいる時は20分くらい袋のまま水につけて解凍すれば使えます。
お酢を少し入れてあげると変色防止になりますよ!
②カットして冷凍保存する方法
- 長芋の皮をむいて千切りなどカットします。
- アク抜きをします。1リットルの水に大さじ2杯のお酢を入れて10分つけてください。
- 長芋の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
- 小分けにしてラップで包み冷凍保存用の袋にいれて冷凍しましょう。
- 解凍する時は冷蔵庫かそのまま温かい鍋やフライパンに入れて使う事ができます。
長芋は変色しやすいので、お酢がポイントです。
少し使うとキレイなまま冷凍保存する事ができますよ。
保存期間は通常1カ月程もちますが、赤ちゃんが食べるものなので1週間くらいで食べる方が安心です。
冷凍保存して離乳食を少しでも快適にしましょう。
離乳食で長芋を手づかみさせても大丈夫?
離乳食も進んでいくと手づかみ食べをするようになりますよね。
長芋も他の食材のように手づかみ食べをさせてもよいのでしょうか。
長芋というと素手で触ると痒くなるイメージがありますよね。
そのせいもあって手づかみさせていいのか迷うのではないでしょうか。
確かに生の長芋を手でつかむと痒くなってしまいます。
そんな時は加熱をしてあげましょう。
長芋は加熱調理をしてあげれば手づかみをして食べることが可能です。
離乳食の手づかみ食べに長芋を使うなら、おやきなどにして食べるのがおすすめです。
おやきは栄養もあって食べやすいので、長芋を手づかみで食べたいならぜひおやきにしてあげてください。
長芋のおやきが離乳食におすすめ!レシピは?
離乳食の掴み食べといえばおやきがおすすめです。
赤ちゃんも食べやすくたくさんの食材を混ぜて食べれるので
栄養も豊富です。
そんな長芋を使ったおやきのレシピを紹介します。
離乳食に!混ぜて焼くだけ!納豆山芋お焼き
【材料】 5cm2枚分
- 山芋 大さじ2
- 小麦粉 小さじ1
- 納豆 小さじ1
- 白だし 少々
- 青のり お好みで
【作り方】
- 山芋はすりおろします。
- 全ての材料を混ぜ、フライパンに薄く油を引き、焼き目がつくまで焼いて完成!
引用:クックパッド https://cookpad.com/recipe/4152092
とっても簡単ですね。
おやきは混ぜて焼けば良いので、とっても調理が簡単でママパパの強い味方ではないでしようか。
おやきなら中に入れる具材は好きなものを入れれるのでお子さんの好きなものを入れてあげたら喜んで食べてくれるはずです。
ごはんを入れたらボリュームが出て食べ応えがでそうですし、月齢に合わせてチーズなんかを入れても美味しそうですね。
私も長芋のおやきに挑戦してみたいと思います。
長芋のお好み焼きは離乳食にも大人にも大人気!
長芋入りお好み焼きのレシピをご紹介します。
【材料】(2人ぶん)
- 豚ミンチ 120g
- キャベツ 4枚
- 薄力粉 100g
- 卵 2個
- 水 200cc
- 長芋 60g
- 1歳からのお好み焼きソース 適量
- 青のり 適量
- 鰹節 適量
- オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
- 長芋をすり下ろします。
- キャベツを粗みじん切りにします。
- ボールに薄力粉、水、卵を入れよくかき混ぜます。
- 3に1と2、豚ミンチを入れさらにかき混ぜます。
- フライパンにオリーブオイルをしいて中火で4を焼いていきます。
- 底面か狐いろになってきたらひっくり返して中火で2分蓋をして蒸し焼きにしてます。
- お皿に盛り付けて、お好み焼きソースと青のり、鰹節を乗せて完成です。
大人が食べる時は豚バラ肉を使った方が美味しいですが、赤ちゃんが食べるなら豚ミンチを使った方が調理も簡単で食べやすくなるのでおすすめです。
もちろん豚ミンチでも美味しいですよ。
焼く時はオリーブオイルを使うと赤ちゃんにより安心なのでおすすめです。
長芋はお好み焼きに入れてげると柔らかくなって、より赤ちゃんに食べやすくなるのでおすすめです。
私もよくお好み焼きに長芋を入れていますが、普通のお好み焼きより柔らかくなるので食べやすくなり息子たちもパクパク食べてくれています。
冷凍ストックもできるのでぜひ作ってみてください。
まとめ
長芋を離乳食に取り入れるなら9〜11ヶ月頃からがおすすめです。
しかし離乳食の場合は大人と同じように生で食べる事は避け加熱調理をしてあげてください。
おやきやお好み焼きにしてあげると、栄養もたっぷりで食べやすくなるのでおすすめです。
長芋は食物繊維も豊富で消化もいいのでぜひ離乳食に取り入れてあげましょう。