中期(モグモグ期)

バナナは離乳食にいつから食べさせてもいい?美味しく保存する方法も紹介!

離乳食としてバナナは初期の5〜6ヶ月頃から食べることができます。

甘くてとろみがあるのでとても食べやすくバナナが大好きな赤ちゃんはとっても多いです。

離乳食がなかなか進まないという時の強い味方になってくれますよ。

しかし食べやすく美味しいため食べすぎてしまわないように注意する事も必要です。

そんな離乳食の強い味方、バナナの離乳食での注意点や冷凍保存の方法などご紹介します。

離乳食にバナナはいつから?離乳食にメリットがいっぱい!

バナナは離乳食初期の5〜6ヶ月頃から赤ちゃんに食べさせてあげられます。

離乳食初期
(5~6か月頃)
離乳食中期
(7~8か月頃)
離乳食後期
(9~11か月頃)
離乳食完了期
(1歳~1歳6か月頃)

バナナは甘味とろみがあるためとても食べやすいフルーツです。

そのためバナナを好んで食べてくれる赤ちゃんはとても多いので、上手く利用すれば離乳食をすすめやすくなりますよ。

私もよく離乳食が上手くすすまず息子の体重がなかなか増えていかなかった時に、おやつとして利用したりしていました。

食べムラで困っていた時に大活躍してくれましたよ。

バナナは皮を剥くのもとても簡単で扱いやすいため、ママやパパにも人気の食材です。

離乳食後期にもなれば外出時のおやつとして持ち運びもできるためとても重宝します。

またバナナはビタミンB群や食物繊維も豊富な栄養満点の食材です。

離乳食にぜひ使って欲しい食材になります。

バナナは赤ちゃんも食べやすくママパパも扱いやすい、そして栄養がたっぷりなので離乳食にもってこいなんです。

離乳食初期にはバナナは加熱が必要!

離乳食初期の5〜6ヶ月の時期にバナナを食べさせる時は加熱をしてから食べさせてあげましょう。

なぜ加熱が必要なのでしょうか。

理由は主に3つあります。

殺菌するため

一番の理由は殺菌です。

どんな食材にも目には見えませんが雑菌がついています。

小さな赤ちゃんはまだ免疫も弱いため加熱して殺菌してから少しでも安全に食べさせてあげましょう。

消化がよくなる

加熱することで柔らかくなり消化しやすくなります。

赤ちゃんはまだ消化器が未発達のため、加熱することで消化を助けてあげられるのです。

甘味が増す

バナナは加熱することで甘味が増します。

甘味が増すことでより美味しく食べやすくなるのです。

バナナの加熱はレンジで簡単に!

またバナナの加熱方法もとても簡単です。

耐熱容器にバナナを入れて軽くラップをかけてから、500wで20秒ほど電子レンジで加熱してあげれば離乳食に使うことができます。

電子レンジで加熱した後はすり潰して食べさせてあげましょう。

離乳食のバナナはいつから生で食べられる?

離乳食としてバナナを生で食べさせるなら、離乳食中期の7ヶ月以降から食べさせてあげられます。

この時期なら生でも食べることができますが、加熱できるのであればできれば加熱したほうがいいです。

上記でもお伝えしましたが加熱することで殺菌効果や消化吸収のサポート、食べやすくなるなどのメリットがあるからです。

7ヶ月になったから生で食べさせなきゃというわけではありません。

赤ちゃんのペースが大事です。

赤ちゃんの様子を見ながら生のバナナにも少しづつ挑戦していくといいですね。

離乳食にバナナをあげる時の注意点

アレルギーに注意!

離乳食を食べさせる時はアレルギーに注意が必要ですが、特にバナナは気を付けて食べさせてあげてください。

バナナはアレルギー特定原材料等28品目に入っているためアレルギー反応がおきやすい食材になります。

そんなアレルギー反応は様々な形で症状があらわれるんです。

  • 口周りが赤くなる、痒くなる
  • 体に湿疹が出る
  • 嘔吐や下痢
  • 腹痛
  • 咳や息苦しさを感じる

これはよくおこる症状の例で、他にも症状は人それぞれ違っています。

アレルギー反応がでるまでの時間も違います。

食べてすぐでる事もあれば2時間後や1日たってからなど、これも人によってぜんぜん違うのです。

そのため食べた後はしばらくの間、赤ちゃんの状態がいつもと違うところがないか様子を見てあげてください。

バナナを食べさせる時はアレルギーの対策をしながら食べさせるようにしましょう。

少しづつゆっくり食べさせる

バナナは美味しいのでついいっぱいたべてしまいがちですが、必ず少しづつたべさせてください。

加熱して食べさせる

加熱したら絶対に大丈夫というわけではないですが、少しでもリスクを減らせれます。

病院の受診時間に食べさせる

いざという時の事を考えて離乳食をすすめていってあげてすださい。

この4つをポイントに少しでもアレルギーの対策をしてあげましょう。

離乳食のバナナはどれくらいの量食べてもいい?

バナナは甘くて美味しいのでいっぱい食べたがるかもしれません。

しかし離乳食期の赤ちゃんがまるまる1本食べてしまうと、食べすぎになってしまいます。

離乳食のバナナはどれくらいの量を食べてもいいのでしょうか。

 

離乳食初期
(5~6か月頃)
15〜20g
離乳食中期
(7~8か月頃)
40〜45g
離乳食後期
(9~11か月頃)
60〜70g
離乳食完了期
(1歳~1歳6か月頃)
60〜70g

離乳食期の赤ちゃんにはこれくらいを目安に食べさせて
あげるといいです。

ちなみに薄切りのバナナがだいたい10gくらいになります。

なので初期なら薄切りのバナナ2枚くらいが目安でしょうか。

バナナは一口食べるともっともっとと欲しがる赤ちゃんも多いです。

しかしバナナは糖分も高めのフルーツですし食物繊維も豊富なため食べすぎると下痢にもなりやすいです。

いっぱい食べさせてあげたくなるかもしれませんが、食べさせすぎには注意しましょう。

バナナは冷凍して離乳食に使うのが便利!冷凍の方法は?

栄養もあって美味しいバナナは離乳食の強い味方です。

しかし赤ちゃんは一度に多くの量をたべられませんよね。

そんな時は冷凍保存がおすすめです。

バナナは皮を剥いて1本そのまま冷凍してもいいですし、すり潰してからでも、輪切りにしてからでも冷凍することができます。

1本そのまま冷凍

1本まるまる冷凍するなら皮を剥いてラップなどに包んで冷凍するといいですよ。

離乳食として使うなら冷凍したまますりおろして使うことができます。

すり潰して冷凍

すり潰した後に製氷皿に小分けにして入れていくか、フリーザーパックに入れた後に袋の上から潰して保存していきます。

製氷皿を使うと小分けにする事ができ、フリーザーパックは手や食器が汚れないのがメリットです。

輪切りにして冷凍

バナナを輪切りにしてフリーザーパックに入れるだけです。

この保存方法は使う分だけ取り出しやすいというメリットがあります。

冷凍した離乳食用バナナ、保存期間は?

では冷凍したバナナはどれくらいの期間保存することができるのでしょうか。

目安にとしては1週間くらいでたべきる事をおすすめします。

冷凍保存したバナナは本来は1ヶ月ほど保存が可能です。

しかし離乳食用となるとあまり長い期間冷凍しておくのはおすすめできません。

赤ちゃんが食べるものなので1週間くらいで食べきるようにしましょう。

冷凍した離乳食用のバナナが黒い…。これって大丈夫?対策は?

離乳食用にバナナを冷凍保存しておくととても便利です。

しかしそんな冷凍保存したバナナ、次の日見てみると黒く変色してるなんてことありませんか。

これって食べさせても大丈夫なの?って思いますよね。

黒くなってしまったバナナを食べさせても問題はありません。

衛生的にも大丈夫ですし、栄養面でも問題はないんです。

しかし見た目の悪いものを赤ちゃんに食べさせるのは気が引けますよね。

変色させないためには輪切りにして保存するのがおすすめです。

輪切りにして重ならないようにフリーザーパックに入れておくと変色しずらくなります。

輪切りにしたものでも加熱してから月齢に合わせて大きさや固さを調整してあげればいいですよ。

離乳食用バナナは冷凍前にブレンダーを使うとより食べやすくなる!

バナナをペースト状で冷凍保存する時はブレンダーを使う
方法もあります。

ブレンダーでバナナをペースト状にして冷凍保存する方法をご紹介します。

バナナをブレンダーでペースト状にする方法

  1. ブレンダーにバナナを4分割くらいにしていれます。
  2. なめらかになるまでブレンダーにかけます。この時お湯を少し足すとペースト状になりやすいです。
  3. ペースト状になったバナナをフリーザーパックに薄く
    入れてあげるか製氷皿に入れて冷凍するだけです。

ブレンダーを使うメリット

バナナをペースト状にするのにブレンダーを使うメリットは、

  • ムラなくペースト状にできる
  • 簡単にペースト状にできる
  • 口当たりがなめらかな状態になる

この3つです。

ブレンダーを使う事でバナナを簡単にトロトロ状態にすることがでます。

手で押しつぶしたり、すりこぎですり潰したりするよりなめらかになるため赤ちゃんも食べすぐなるんです。

均等にペースト状になるため冷凍してもムラなく凍らせられます。

洗い物が増えてしまうという点ではデメリットですがブレンダーを使えば冷凍もしやすく、美味しいくペースト状にすることができますよ。

ジップロックを使って離乳食用バナナの冷凍保存!

バナナを冷凍保存する時、ジップロックが大活躍してくれます。

まるまる1本そのまま冷凍する時も、輪切りで冷凍する時も、ペースト状にして冷凍する時も、どんな状態のバナナでもジップロックが使えるんです。

そんなジップロックの使い方や注意点をご説明します。

1本そのまま冷凍

皮を剥いてラップに包んだバナナをジップロックに入れて保存しましょう。

こうすることでにおい移りを防ぐことができるんです。

輪切りで冷凍

輪切りにしたバナナをジップロックに入れて保存する時はバナナどうしが重ならないようにして入れてあげるといいですよ。

使いたい分だけ取り出せるのでとても便利です。

ペースト状で冷凍

ペースト状のバナナをジップロックに入れて保存する場合は、平らに薄く伸ばして入れてあげましょう。

平らに薄く伸ばすことで使う時、使いたい分だけパキッと割りやすくなります。

またムラなく凍らせることもでき、解凍も早くできるメリットがあるんですよ。

冷凍保存する時にジップロックはとても便利です。

ぜひ利用してみてくださいね。

離乳食のバナナを簡単に解凍する方法!

離乳食用に冷凍したバナナを解凍する方法です。

解凍する時は電子レンジを使えば簡単に手早く解凍することができますよ。

1本まるごとバナナの解凍

  1. 凍ったバナナをそのまますりおろします。
  2. すりおろしたバナナをレンジで500w15秒くらい加熱してください。
    (火が通りやすいので加熱しすぎないように注意してくださいね。)
  3. お湯や粉ミルクで伸ばしてげると食べやすくなります。

輪切りバナナの解凍

  1. 必要なぶんだけバナナを取り出します。
  2. 耐熱皿に入れ500w30秒電子レンジにかけます。
    (バナナの量が少ない時は様子を見ながらレンジの時間を
    調整してください。)
  3. 加熱したバナナを月齢にあわせて潰したり刻んだり
    すれば離乳食として食べられます。

ペースト状バナナの解凍

  1. 使いたいぶんだけ取り出します。
  2. 耐熱皿に入れたバナナを500w15秒加熱します。
    (ペースト状のバナナもすりおろしたバナナと同様に火が通りやすいので加熱のしすぎに注意してください。)
  3. 加熱したバナナをさましたらそのままでも他の食材と合わせても食べさせることができます。

冷凍したバナナは電子レンジを使って簡単に解凍できますよ。

離乳食は冷凍と電子レンジをうまく使って乗り切りましょう。

まとめ

離乳食にバナナは初期の5〜6ヶ月頃から食べさせることが可能です。

食べさせる時は加熱してから食べさせましょう。

アレルギーや食べさせすぎに注意をして離乳食に利用していってくださいね。

バナナは栄養価も高く美味しく食べやすいので赤ちゃんはもちろん、ママパパにも人気の食材です。

他の食材との相性もよく扱いやすくてとても便利です。

黒くなってしまうのは冷凍保存してあげれば大丈夫!

保存は冷凍を、加熱は電子レンジを使えば離乳食がとても楽になりますよ。

バナナは美味しく簡単に離乳食に取り入れられます。

ぜひ離乳食に使ってあげましょう。