米・パン・麺

赤ちゃんに大人気の麺類!離乳食にだすのはいつから!?

麺類が好きな赤ちゃんって多いですよね。

ちゅるちゅると食べられるので、美味しくて食べやすいため、麺類は離乳食の人気メニューです。

離乳食に麺類は、麺の種類にもよりますが離乳食初期の5〜6ヶ月頃から食べさせてあげられます。

結構早い段階から食べさせてあげられるのです。

しかし麺類を離乳食として食べさせるには注意して欲しいことがいくつかあります。

麺の種類によって食べれる時期もまちまちです。

安心して美味しく食べるため、麺類を食べさせてもいい時期や注意点、保存方法などをご紹介します。

離乳食に麺類はいつから食べさせていいの?気をつけることは!?

麺類は離乳食初期の5〜6ヶ月頃から離乳食として食べ始めることができます。

しかしどんな麺類でもこの時期に食べていいわけではありません。

麺類の種類によって食べられる時期が違っているんです。

それぞれの麺類ごとに離乳食としていつから食べられるのかまとめてみました。

初期(5〜6ヶ月) うどん
中期(7〜8ヶ月) 素麺
後期(9ヶ月〜1歳) スパゲッティ、マカロニ
完了期(1歳以降) ラーメン、焼きそば

うどん・素麺

離乳食初期から食べれる麺類はうどんです。

お粥や野菜などの離乳食に慣れてきたら、うどんから麺類にチャレンジし始めてみましよう。

うどんや素麺はしっかりと茹でてあげることで柔らかくなり離乳食として食べやすくなるんですよ。

そんなうんどや素麺などに慣れてきたら次はスパゲッティやマカロニなどのパスタ類に挑戦してみましょう。

パスタ、マカロニ

パスタ類はうどんなどと違い柔らかくなりにくいため、食べる時はつまらせないようしっかりと見ていてあげてくださいね。

ラーメン、焼きそば

ラーメンや焼きそばなどは食べさせるなら1歳以降からにしてください。

それはラーメンや焼きそばなどは濃い味付けになるため離乳食には向いていないからです。

また麺が油でコーティングされているものが多いため赤ちゃんのお腹には負担になりやすいという理由もあります。

ラーメンや焼きそばは美味しいので早く食べさせてあげたいと思うかもしれませんが、離乳食がある程度完了した1歳以降にしましょう。

麺類の種類によって食べさせる時期が異なるため、あげる時はそれぞれに注意してあげてくださいね。

麺類をあげる時は小麦アレルギーに注意!

そしてどの種類の麺類をあげる時にも注意して欲しいことがあります。

それはアレルギーです。

麺類に使われる小麦はアレルギーが出やすい食材です。

食べさせる時は少量から様子を見て食べさせましょう。

うどんが食べられたからパスタも大丈夫!というわけではありません。

麺類の種類によって、含まれる小麦のタンパク質の量が違っています。

そのためうどんが大丈夫でも、同じ量パスタを食べたら含まれるタンパク質の量が違うため、アレルギーを発症してしまったなんてこともあるのです。

実際うちの長男は小麦アレルギーがあり、うどんと同じ量のパスタを食べられませんでした。

うちの子は麺の種類によって、食べられる量が違っていたのです。

蕎麦は2歳以降に

また蕎麦に関しては特にアレルギーの危険性が高いのである程度体力がついてきた2歳以降を目安に少しづつ様子を見ながら食べさせるようにしてください。

麺類を食べさせる時は少量づつ食べさせるようにしてアレルギーに注意しましょう。

離乳食に食べていい麺類の量は?

離乳食に食べさせてあげられる麺類の量は時期によって異なります。

一番食べさせる機会の多いうどんで月齢別に食べれる量を見ていきましょう。

それぞれの時期の食べられる量はこちらです。

初期(5〜6ヶ月) 5〜20g
中期(7〜8ヶ月) 25〜55g
後期(9ヶ月〜1歳) 60〜80g
完了期(1歳以降) 90〜120g

これくらいの量が目安になります。

先ほども少しお伝えしましたが麺類はアレルギーがでやすい食べ物です。

そのためまずは5gを目安に食べさせ始めましょう。

食べられそうなら少しづつ増やしていってくださいね。

また赤ちゃんはうどんが好きかもしれませんが毎食うどんになるような事は避けましょう。

うどんは塩分を多めに含んでいるため、美味しいですが毎食になってしまうと赤ちゃんの体に負担です。

主食のメインはなるべくお粥にして、時々出してあげるくらいがいいですよ。

食べすぎに注意して美味しくうどんを離乳食に取り入れましょう。

離乳食の麺類は冷凍が便利!

麺類も他の離乳食と同様に小分けにして冷凍保存しておくのが便利です。

私もよく市販の茹でうどんを小分けにして冷凍しています。

離乳食用の麺類の冷凍保存の仕方をご紹介します。

【離乳食用のうどんの冷凍保存】

  1. うどんを柔らかくなるまで下ゆでし、水で洗います。(茹でるのは少しでもうどんの塩分を抜くためです。)
  2. 水分がなくなってきたら月齢に合わせた大きさに細かく切っていきます。
  3. 1食分づつサランラップに包んで冷凍保存するだけです。
  4. 使う時は電子レンジで簡単に解凍が可能です。

私は最初の頃うどんを切ってから茹でていたのですが、そうするとうどんがトロトロに溶けてしまった事が何度かありました。

そのため煮てから切った方が上手くいくと思います。

また保存する時はサランラップで小分けにしたものをさらにジップロックなどでまとめておくと乾燥を防げますし保存スペースの確保がしやすいです。

保存期間は赤ちゃんが食べるものなので1週間を目安にするといいですよ。

離乳食の麺類の食べさせ方!ポイントは!?

離乳食に麺類を食べさせる時、食べさせ方のポイントが3つあります。

ポイントをおさえて安全に美味しく麺類を食べさせてあげましょう。

柔らかさ

離乳食には麺を柔らかめに茹でて使いましょう。

そのためコシのあるうどんなどは離乳食には向きません。

特にパスタ類は表示されている時間よりも2〜3分程長く茹でてあげるといいです。

さらに数分おいてふやかしてあげるとよりいいですよ。

大きさ

長い状態の麺を噛み切るのはまだ赤ちゃんには難しいです。

1cmくらいを目安に小さく切ってあげましょう。

少しづつ長くしてゆき、2歳くらいになれば10cm程の長さが食べられるようになります。

塩分

うどんなどは特に塩分が多いため、食べさせる時は必ず下茹でして塩けを抜いてあげてください。

食べる時は出汁で風味を出してあげたりすると食べやすくなりますよ。

パスタも茹でる時に大人は塩を入れると思いますが、離乳食用に作る時は入れる必要はありません。

これらのポイントをおさえてあげると離乳食が食べやすくなりますよ。

離乳食に麺類を食べない…。そんな時の対応方法は?

赤ちゃんが離乳食に麺類をなかなか食べてくれない事もありますよね。

そんな時は麺の固さ大きさを見直してみましょう。

基本月齢に合わせて固さや大きさなど少しづつ変えていくと思います。

しかしその本や保健センターで教えてもらう固さや大きさはあくまで目安です。

赤ちゃんが食べてくれない時は、基本の月齢のものより柔らかめにしたり、小さくしてみましょう。

食べやすくなって食べてくれる事があります。

また私は息子が麺類を食べてくれない時、市販の赤ちゃん用レトルト食品を使って慣れさせていました。

レトルトのものは大きさや固さの目安を知るのにとても便利ですし、赤ちゃんにとっても味が付いているため食べやすいです。

味が付いていると言ってもその月齢の子が食べていい塩みで優しい味付けになっています。

なかなか食べてくれない子にはレトルトを使ってみると、食べれるようになる事があるのでぜひ試してみてください。

レトルトを食べると私たちが作ったものは食べなくなってしまうのでは、と心配になるなもしれません。

私は週に2、3回くらいレトルトを使っていましたがレトルト以外食べなくなるということはありませんでしたよ。

大丈夫です!

レトルトも上手く使って麺類に慣れさせてあげましょう。

まとめ

離乳食に麺類は赤ちゃんにとって人気のメニューです。

アレルギーに注意して5gから少しづつ、柔らかさや大きさにも気を付けながら食べさせてあげましょう。

麺類が食べられるようになると離乳食のはばが広がりますよ。

ぜひ離乳食に麺類を取り入れましょう。